ドイツ車らしい環境性能とパワーを装備!
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは2017年1月17日に、新型「ティグアン」を発表し、同日発売
しました。「TSIコンフォートライン」「TSIハイライン」「TSI Rライン」の全3グレード構成で、
車両価格は360万円から463万2000円まで。
ここで外車にも興味を持ってもらうために、分からない単語がズラリ・・・??では困るので、
ちゃんと理解してもらう解説をします。
新型ティグアンの動力性能について
エンジンは全グレードとも1.4リッターTSIエンジン(150ps、25.5kgm)を搭載する。6段DSGを搭載
し、前輪駆動のみの設定。JC08モード燃費は16.3km/リッターと、従来の14.6km/リッターから
約10%改善された。低燃費と低エミッションを追求したブルーモーションテクノロジーが採用されて
おり、気筒休止システムの「ACT」とアイドリングストップ機能の「Start & Stopシステム」、
およびブレーキエネルギー回生システムを備える。
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1.4リッターTSIエンジン:TSIはT(ターボ)S(スーパーチャージャー)I(インジェクション 直噴)の略 DSG:本来ひとつのクラッチをDSGではふたつに分けて組み合わせることでギヤが切り替わるときの違和感がなく、どこまでも切れ目のない加速が得られるシステム。奇数段と偶数段を別々のクラッチが受け持つDSGは、一方のクラッチが離れた瞬間、もう一方のクラッチがオーバーラップするように接続。わずか0.03~0.04秒という瞬きをするほどの時間でシフトチェンジができるためトルクが途切れず、切れ目のない滑らかな加速が味わえるのが特徴。 エミッション:大気汚染物質 ブルーモーションテクノロジー:低燃費と低エミッションを実現しながら、TSIやDSGなどの搭載によって車の性能を損なわない技術革新のこと。 気筒休止システムの「ACT」:アクティブシリンダーマネジメントの意味で、アクセルを戻した際などエンジンの負荷があまり高くない時に4気筒のうち2気筒を休ませるもの。街中から高速、山道まであらゆるシーンで使われることの多い常用行きで作動する。
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エクステリアについて
ボディサイズは、一回り大きくなり、4,486mm の全長は、従来型より 60mm 大きくなっており、
2,681mm のホイールベースも 77mm 延長。 さらに、1,839mm の全幅は、従来型より 30mm
拡大した。
その一方で、全高は 33mm 低くなって、1,632mm になった(前輪駆動モデル)。
数 多くのエアロダイナミクスの改良により、新型「ティグアン」の Cd 値は向上。
その一例が、新設計のドアミラーだという。
ミラーハウジングの形状は、風洞実験室によるエアフローシミュレーションで完璧な形に練り
込まれた。それにより、ミラーハウジングの空気抵抗が 40%削減された。車両全体の Cd 値は
0.048 改良されて0.31 になった。新型ティグアンには、フォルクスワーゲンのSUVでは初めて、
オプションもしくは標準設定(ハイライン)でLED ヘッドライトを設定。このヘッドライト
により、フロントエンドの印象は、とても際立ったものになりました。
ヘッドライトの上側には、フロントエンドを右か ら左まで横断するクロームストリップ
が装着された。
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クロームストリップ:フロントグリルやサイドラインにシルエットを華やかにそしてゴージャスなムードを出すためにプラスチック樹脂などにクロームメッキを施したパーツ。
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装備について
インターネットとの接続性を高める機能を採用したことで目的地検索やナビゲーション機能が強化
され、「つながるSUV」としての新しい価値を備えたのも新型の見どころだ。全グレードに
フォルクスワーゲンのモバイルオンラインサービス「Volkswagen Car-Net」が標準装備される
ほか、ハイライングレード以上ではインターネット接続によりナビゲーションの検索性能や案内
精度を高めるテレマティクス機能「Guide & Inform」が標準で備わる。
安全装備面では「Volkswagenオールイン・セーフティ」に基づく安全・先進装備を数多く採用
した。
アダプティブクルーズコントロール「ACC」(全車速追従機能付き)や駐車支援システム
「パークアシスト」などの先進安全装備に加え、「アクティブボンネット」や「ポストコリジョン
ブレーキシステム」も全車に標準で装備される。また、ハイライン以上には「レーンアシスト」
や渋滞時追従支援システム「トラフィックアシスト」などを標準装備とし、半自動運転を実現した。
さらに、デジタルメータークラスター「アクティブインフォディスプレイ」をハイライン以上に
標準装備し、右側は速度、左側にエンジン回転が示され、中央にはカーナビや走行関連の情報を
表示する。さらにオプションで、透明のパネルにカーナビの進行方向など各種の情報を表示する
「ヘッドアップディプレイ」を設定した。
荷室には同サイズのワゴンと同等か、それ以上の広さがある。ハイラインとR-ラインには、キーを
携帯しながらリアゲートの下側で足を出し入れすると、電動で自動開閉するパワーテールゲートを
オプション設定した。
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アダプティブクルーズコントロール「ACC」:クルーズコントロールにレーダーセンサーを組み合わせたシステム。高感度な複数のレーダースキャンにより先行車を測定。自動的に加減速を行い、一定の車間距離を維持します。低速域でも作動し、先行車両が完全に停止するまでの範囲で制御が可能。作動状況はマルチファンクションインジケーターで視覚的に確認できます。 駐車支援システム「パークアシスト」: 縦列駐車・車庫入れの駐車時に、駐車可能スペースの検出とステアリング操作を自動で行い、駐車をサポートするシステムです。 「アクティブボンネット」:歩行者との衝突を検知すると、瞬時にボンネットの後端を40mm~60mm持ち上げてエンジンとの間のスペースを拡大。歩行者の頭部への衝撃を低減させるシステムです。 「ポストコリジョンブレーキシステム」:衝突の危険を最大限回避する機能を搭載するとともに、起こってしまった事故の被害を最小限にとどめる、そのための備えが、ポストコリジョンブレーキシステムです。これは、衝突や追突時の衝撃をエアバッグのセンサーが検知することで作動。自動でブレーキをかけて車両を10km/h以下になるまで減速*1させて、対向車線へのはみ出しによって起こる多重事故の危険を低減させるシステムです。 「レーンアシスト」:フロントガラス上部に設置されたカメラにより走行中の車線をモニタリング。ドライバーの意図しない車線の逸脱を検知すると、ステアリング補正*を行いドライバーに警告します。マルチファンクションインジケーターには走行車線マーキングを表し、ドライバーのステアリング操作をサポートします。 「トラフィックアシスト」:ドライバーがあらかじめ設定した間隔を先行車との間で保ち、走行レーンを維持するようサポートすることができます。この機能をオンにすると交通渋滞時やストップ&ゴーの多い状況において、システムは自動的にアクセル、ブレーキおよびステアリングを制御します。渋滞の最後尾など、停止している車両の後ろで停車するまで減速し、先行車の動きを検知して再度発進します。「アクティブインフォディスプレイ」:TFT 12.3インチ大型液晶によるコンビネーションメーター。高解像度ディスプレイには速度計とタコメーターに加えて、インタラクティブな機能を備えたフルデジタルのインストゥルメントパネルです。従来のナビゲーション、オーディオ&ビジュアル機能に加え、エネルギーフローや、走行時間に占める電動走行の割合(ゼロエミッションディスプレイ)などをわかり易く表示。走行モードに合わせて、タコメーターの表示も自動的に変わります。たとえばナビゲーションモードでは、左右のメーターを通常モードより小さくなり脇に移動して、画面中央にDiscover Proと連動したマップをより大きくワイドに映し出すことができます。車両の設定、各種メニュー機能の操作やACC等アシスト機能の設定が可能です。「ヘッドアップディプレイ」:ドライバーの視界に仮想の画像を投影するプロジェクターシステム。運転中に前方から視線を逸らすことなく、さまざまな情報を確認できます。仮想画像はダッシュパネルより少し前方に配置されたスクリーンに投影され、ボンネットの先端付近に画像が浮かび上がって見えます。ヘッドアップディスプレイには、速度情報や警告情報の他、ドライバーアシスタンスシステムの情報やナビゲーションシステムと連動した矢印等を表示します。システムがOFFのときは、スクリーンはダッシュボードに格納されます。
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いかがだろうか? 日本車にはない考え方や装備がドイツ車には、いっぱい溢れている。
この機会にドイツ車も候補に入れてみてはいかがだろうか?
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