次世代技術SKYACTIV!
クリーンディーゼルで有名になったSKYACTIV-Dは有名だが、-Gの方はどうなんでしょうか?
このエンジンの圧縮比はなんと「14」もある!開発目標では「15」だっだそうです。
もともとガソリンエンジンの圧縮比は10~12位が普通なので、「14」と言う圧縮比は、
私の想像を絶します! 普通の圧縮比のガソリンエンジンでは、燃焼効率が約30%位しか
発揮できないらしく、残りの70%はパワーに変えられていないというわけです。
では、どうすれば燃焼効率を上げられるかといえば、圧縮比を上げることで改善できるということです。
高圧縮比の壁
しかし圧縮比を上げるということは、ノッキング(正常な燃焼が終了する前に自己着火を起こす異常燃焼のこと)
が発生し、不快な音や騒音を発生させトルク低下させてしまうことなのです。
(参考:ディーゼルエンジンの圧縮比が18程度)
とにかくマツダはこの問題を解決すべく、排気システムの改善(4-2-1排気システム)やピストン形状の
見直し(プラグ周りにヘコミを作り成層混合気を生成)、燃焼期間の短縮などいろんな技術を研究し
開発されたものです。
これにより、ノッキングもなくなり従来より15%も燃費と中低速トルクを改善しました。
トータルですべて開発
さらにSKYACTIVという技術は、
①エンジン
②トランスミッション
③ボディ
④シャーシー
のトータルで開発された技術であるということです。
こう見ていくと「やるなマツダ!!」ですね。
早くMPVの後継モデル(もちろんSKYACTIV)を出して欲しいですね。
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