自動車教習所は、今や生徒獲得の戦国時代に突入!独自色で勝負する所が生き残る!
もうすぐ卒業シーズンになりますね。学生さんは、春休み中に免許を取ろうかと考えて
いるのではないですか?
今回は、免許を取るためには教習所に一般的には通いますが、そこで取り扱っている
「教習車」について、少し書いてみたいと思います。
私が40年前に免許を取ろうとして通った自動車学校の教習車は三菱ギャランでした。
初めて運転した車は、加速もスムーズで、実に乗りやすい車だと思ったものです。
自分で買うときは、この車でも良いなあ!とおそらく教習生のほとんどが最初には
思ったことだと思います。
「あれから40年!」(綾小路きみまろ調で)
現在の教習車はどうなっているのでしょうか?
Cセグメントの規格に準じた車が教習車に選ばれる!?
まず自動車学校ですが、年々少子化により生徒数が少なくなっているようです。
そうなってくると、なにか特徴のあることをしなければ生徒さんが集まりません!
放っておくと経営の危機になりかねませんね。
そこで、自動車学校では教習車を特徴のあるものにして生徒集めに奔走している
ところもあるようです。
教習車といっても、どんなクルマでもOKということではなく、ちゃんと教習車として
適正とされる規格があります。その規格とは?
道路交通法施行規則第24条で、「乗車定員5人以上の専ら人を運搬する構造の普通自動車で 長さが4.4メートル以上、幅が1.69メートル以上、最遠軸距(さいえんじっきょ)が 2.5メートル以上及び輪距(りんきょ)が1.3メートル以上のもの」となっています。 ※最遠軸距:自動車の最前部の車軸中心から最後部の車軸中心までの水平距離 ※輪距車両における左右の車輪の中心間距離(トレッドとも言う)
そのため本番に近い車で練習した方が良いのは当然で、まずこのサイズに当てはまる車で ある必要があります。 さらに、セダン型となっている理由は、車両感覚を身に着けるのに 最適だからというのが主な理由だそうです。
この企画から考えると、レクサスLSでも規格的には問題ないということになりますが、
現実には免許取り立ての若者がそんな大きな車を運転するはずもなく、練習するにはある
程度の大きさということになり、Cセグメントのカテゴリーに属する車ということになります。
では、Cセグメントの代表的な車とはどんなクルマでしょうか?
外車では、ゴルフ、アウディA3、プジョー308、ボルボV40などが有名です。
国産車では、アクセラ、オーリス、インプレッサ、グレイスなどがあります。
一番トレンディーな車両はなんでしょうか?
①トヨタ コンフォート 昔ながらのセダンの外観を頑なに守っているコンフォートは教習車としては昔からの定番です。
タクシーでも数多く使用されているので、教習車よりもタクシー姿のイメージをする方も多い のではないでしょうか。
それには理由があり、この角ばった姿は実用性に徹していて、視界も良いことや取り回しの良い ボディサイズなど、タクシーや教習車としては理想的な車と言えるでしょう。 因みに動力性能の方はエンジンは3S-FE型、直列4気筒2000ccで、140馬力だそうです。
②マツダ アクセラ 現在、圧倒的なシェア誇っていて、教習車が半数近くがアクセラとも言われています。
教習所に通う大半である若者の心を掴むデザイン性もその大きな理由の一つでしょう。また、 教習生にも走る歓びを感じてもらおうという思いも込められています。
では、生徒さんを集めるために採用された車とは、どんなクルマでしょうか?
①プリウス:最近は、ハイブリッド車両も増えてきて、特にプリウスの導入が増えてきて います。中には最新型のZVW50型を採用する教習所も出てきました!早いですね。
②ベンツCタイプ:国産車に比べて、操作感がしっかりしているので、ある意味練習になる という意見があります。また路上に出た時に煽られないというメリット?もあるとかないとか・・・。
③BMW3シリーズ:これもベンツと同じで教習所の看板となっているところもあります。 いずれも全ての車両が外車というわけではなく、一部の車両が外車ということで、その日の 運で当たる場合があれば乗れるというところが多いようです。しかし、外車に乗るのはこれが 初めてで、最後ということもあるので良い体験になるかもです。
外国の教習車事情はどうなんでしょうか?
教習車はランボルギーニ ウラカン!
北米にある「ランボルギーニ アカデミア」はセレブ御用達の自動車学校というわけではなく、
モータースポーツの基礎や魅力を今の世代の人たちに感じてもらう事を狙っており、参加者は
ランボルギーニの新型車 ウラカンを運転しながらスーパーカーのハンドリングの基礎を習得
することができます。
実習ではモータースポーツの加速、ブレーキング、回転滑降などの基本的な動作からトラックに
出ての本格的なドライビングまで行ない、モータースポーツのイロハを叩き込んでくれます。
また、全てのプログラムを修了した方にはランボルギーニ スクアドラコルセの修了証明書を取得
することができるんだとか。教習車が超一流高級車のランボルギーニとだけあって教習費用も
超一流なのでは??と思われるかもしれませんが、意外にもそこまでではないです。
気になるお値段は食費や宿泊費込みで約50万円ほど。一般的な自動車学校と比べると高いですが、
このお値段で3000万円するランボルギーニを乗り回せちゃうのならお安いのかもしれないですね。
手の届かないような金額ではないのでランボルギーニが大好きで一度は乗ってみたいと思ってる方に
とってはおすすめです!!
ポルシェが教習車だったら!?
こちらの動画は、教習車が急にポルシェに変わったら?というドッキリ動画です!なんとドリフトも!!
https://www.youtube.com/watch?v=2We7h4Oh6UM
さすがポルシェですね!生徒さんの緊張しまくった顔がなんとも印象的です。
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