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ホンダジェイドはどんなクルマなのか?
ホンダのジェイドが売れていないらしい。
中古車を扱う身としては、まだまだこの車両の中古車の出玉が少なく、
お客様からの要望もほとんどないため、こちらの車としての意識も低かった。
(正直言って、名前さえなかなか出てこない車なのだが・・・)
この車、オデッセイやストリームの背の低いミニバンの後継として開発されている。
(現在、オデッセイは元のミニバンのデザインコンセプトにもどったし、ストリームは
すでに生産を終了しているし・・)
では、大きさを比較してみよう
全長×全幅×全高 車重
ジェイドハイブリッド 4650×1775×1530mm 1510kg
オデッセイ(RB-1) 4770×1800×1550mm 1640kg
ストリーム 4570×1695×1545mm 1390kg
こうやって比較してみると、まあ予想通りというかオデッセイとストリームの
中間のサイズである。見た目は最近のホンダ車の流れで角が取れたスマートなデザインの
ため、もっと小さく見えるかもしれない。
2列目楽チン セパレートシート
まずジェイドの一番の特徴である6人乗りシートアレンジということである。(2+2+2)
2列目がキャプテンシート風になるようV字スライドして、足元を確保するというもの。
3列目がほとんどおまけのようなシートなので、このような状態で使うことが多そうだ。
実際は、4人乗り+2みたいな感じ。昔スポーツカーで2×2シートというのがあったなあ。
ジェイドはミニバンなので、3列目も含めた使い方はどうなのだろうか?
一般的にはこの3列目が狭いために5人以上の家族としては使いにくく敬遠されている
ようだが、実際はどうなのだろう?
ミニバンの使い方は?
子供が小さいうちは、むしろ狭いところに喜んで入ろうとするため、体も小さくおそらく
喜んで3列目に滑り込んでくれると思う。
また子供もどんどん大きくなれば、その家族のライフスタイルも変わるため
家族全員で移動するというようなことは少なくなってくるのではないだろうか?
実際、我が家でも中学生くらいまでは、付いてくるがその後は部活や勉強・友達と
遊ぶほうが楽しいなどの理由で、家族で移動する機会が極端に減ってしまった。
だから3列目の使い方は、実際はほとんどないと思うのでジェイドのように
プラスαみたいな使い方の方が、実用的にはあっているように思うのだが。
5人乗りのセダンの後席に3人乗るという事の割合とジェイドの3列目を使う
ということの割合とは、ほとんど変わらないように思う。
3列目を広く使いたいと思う人は、オデッセイやノア・セレナ等を買ったら良いと思う。
この車は、やはりスタイリッシュなミニバンを乗りたいホンダ好きのオヤジの強い願望の人が
買う車ではないかと思う。(本当か?)
ただ残念なのは、小さい子供を抱えた家族が買うにはおそらく300万円を超えてくる
車は、ちと厳しいと思う。確かに搭載されている「ホンダセンシング」システムが
素晴らしいのでこの位の価格帯になってしまうのだが・・・。
「J-NCAP」独立行政法人による日本独自の衝突安全性評価)で行われている、
停止車両に対する自動ブレーキ性能は50km/hと十分。対歩行者の自動ブレーキも30km/hなら
稼働するという(共に社内評価値)。
これは大幅に出遅れているトヨタを圧倒している。安全はプライスレス。大いに評価したい。
走りを選ぶならRS
スタイリッシュな車にさらに走りを求める方は、新しく追加された「RS」を選ぶと良い。
1.5L VTECターボという内容だが、RSというRの次にくる冠を与えられているので
味付けはなかなかスポーティのようだ。 ステップワゴンに比べて味付けをより中高速域
に振っているようだし。
「ミニバンの皮をかぶったスポーツカー」みたいな感じだと思ってもらいたい。標準装備の
パドルシフトの反応も上々のようで、走りに答えてくれるらしい。
燃費もJC08モードで18km/Lなので、まずまずではないか。
街中ではまだまだ少数派の車なので、逆にあの車は?と思ってくれるかもね。
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