ベンツのこの車もすごい!!
前回伊勢志摩サミットの車のことについてちょっと書いたのだけれど、
安倍首相は、レクサスLSに乗り、オバマ大統領以外の首脳はベンツの乗って来たということだった。
この車をもう少し詳しく説明すると、
安倍首相のレクサスLSはもちろんただのLSではなく、防弾車のLS特注車であったようだ。
米国以外の首相がなぜベンツなのか?という疑問も沸く・・・。
ドイツのメルケル首相なら、もちろんベンツで当然だろうが、
イギリスのキャメロン首相なら、ジャガーやアストンマーチンだろうし、
フランスのオランド大統領なら、シトロエン、イタリアのレンツイ首相はマセラティといった具合で
乗り付けてきたら、カーマニアにとっては面白いシーンが見れただろうと・・・。残念
その各国の首脳を乗せたベンツは、ベンツの最上級モデルのSクラスの防弾車で「S600 Guard」ということらしい。
伊勢志摩サミットのためにドイツから輸入されたものだという。
S600 Guardは見た目は通常のSクラスとほぼ同じだが、ドイツの「VR9」という最高レベルの安全基準をクリアしているというから
なるほどと頷ける。日本にこんな基準は聞いたことがないよね。
当然、ボディは特殊鋼板を使用し、ガラスもポリカーボネートでコーティングされているという。
これならマシンガンで打たれても問題はないということだ。
こんな画像もあるぞ→ https://www.youtube.com/watch?v=J8i5d5toEDk
またタイヤも損傷しても30kmは走行でき、毒ガスや最近攻撃でも大丈夫なように換気システムもあるという。
V12エンジンを使用し、最高出力は530馬力で最高時速も210kmを誇る。
では何故、日本はレクサスを各国首脳に手配しなかったのだろうか?
それは、メルセデスは「S600Guard」も含め、VIP護衛用の車をちゃんとカタログ準備しているのだった。
ちなみに価格は日本円で2250万円程。何台購入したんだ?? 億超・・・。
トヨタに特注レクサスを用意させるより、よりスピーディで安価でさらに定評があるからなのだ。
まあ日本は世界一安全な国なのだからこう言った文化が育たないのかもしれない。
こう言った公用車だけれども、数年後には使用しなくなったら払い下げられるのだろうか?
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