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日産も夢のエンジンVC-T開発で、新技術のアピール!16’パリモーターショー

夢のエンジンVC-Tで技術の日産をアピール!16’パリモーターショー

Cut2017_0117_1358_37「やっちゃえ、日産!」というフレーズが、よく似合うようになってきた日産だが、

前回マツダの新エンジンに対して、新しい発想のエンジンを2016年パリモーターショーにて

発表しています。

いままで、より効率よくエンジンのパワーを上げるための対策としては、可変バルブシステム

(ホンダVTECが有名)などが投入されましたが、今回は圧縮比を自在に変化させて、

都合にあった出力をタイムリーに提供するという発想のエンジンです。

可変圧縮エンジンは、アトキンソンサイクルとどう違うのか!?

その名も「可変圧縮エンジン VC-T」です。

これは、ピストンの圧縮比を8:1~14:1の間で可変させるというものです。

可変圧縮エンジンというと以前このブログでもレポートしました「アトキンソンサイクルエンジン」

というのがトヨタ・ホンダなどによって開発採用されていますが、こちらは上死点は同じで

下死点を変化させるというものでした。参照→http://flowerauto.jp/car/2016/03/515/

VC-Tは下死点はそのままに上死点を変えるというものです。

スカイアクティブにターボを載せたいいとこ取りエンジン!

マツダが、SKYACTIVE-Gで圧縮比を14まで高めて、燃費と中低速トルクを15%改善しました。

参照→http://flowerauto.jp/car/2016/05/702/

このVC-Tはさらに、高出力でハイパワーを得るために低圧縮比+ターボの加給をさせることによって

実現させることができるのが最大の特徴となります。おそらくタイミング応じて加給圧も

コントロールされるでしょう。

ですから走りに応じて、走りと燃費の両立を目指した夢のエンジンだということがわかります。

では、このVC-Tの仕組みについてです。

ピストンとクランクシャフトを繋ぐコネクティングロッドの間に、クランクシャフトを回転軸とする

マルチリンクを挟み、そのマルチリンクの角度を変えることで実質的なコネクティングロッド長を変更し、

ピストンの上昇位置を制御するようです。

日産はこのエンジンをインフィニティQX50に載せて発売予定です。

3.5L V6に変わるエンジンとして搭載し、

2.0リッターターボエンジンながら、最高出力271ps、最大トルク39.8kg/mでありながら燃費は27%も向上

するとか・・・。

 

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