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車に関すること

マツダが新エンジンHCCIを投入して今秋からアクセラに展開か!?

マツダ技術力の結晶!夢のエンジンHCCIの完成&投入か!?

Cut2017_0114_1030_57マツダがまたえらいことをやってくれそうです!

この秋にアクセラから搭載されるエンジンがすごいエンジンになるということです。

そのエンジンは、何かというとHCCI(予混合圧縮自動着火)という仕組みを使ったエンジンなのです!?

これは「空気と燃料を混合し、圧縮によって自動着火させる」技術なのです。

「ン? それってディーゼルエンジンとどこが違うの?」と一瞬思いました。

ディーゼルエンジンもまた自己発火して燃料を燃やすのですが、ディーゼルエンジンでは燃焼させたい瞬間を狙って

燃料を噴射するのですが、HCCIは圧縮された混合気を自己発火させる技術なのです。

そう言うと、「なあ~んだ、大した技術じゃないじゃないか!?」と怒られそうですが、

この考え方、かなり昔からあったのですが、いままでどこのメーカーも成功していない、大変難しい

技術らしいです。下図比較を参考にしてください。

Cut2017_0114_0943_53
特徴:HCCIだけ燃焼を始める箇所が一箇所ではありませんね!

                                             ※自動車ニュースより

燃焼するというだけでもいろんな条件が左右する!

なぜ難しいかというと・・  考えても見てください、ガソリンが燃焼するという条件だけでもかなり色んな条件が違ってきます。             例えば・・・                                                                 ①ガソリンの種類の違い: レギュラーガソリンとハイオクガソリンの違い。国による規格の違い。                          ②天候条件の違い:春夏秋冬とそれぞれに気温や湿度時間帯による変化、更には天候変化による気圧変化等いろんな条件が変わって            きます。そうすると混合器の濃度が変わったりしますので燃焼に大きく影響します。

このように考えてくると、実験室内での一定の条件ではクリアしても、自然界のあらゆる条件下でのクリアは

大変に難しいことがお分かりだと思います。 このようなエンジンの開発に目処をつけたマツダは凄いことを

やったとしか言いようがありません。他のメーカーからは噂すら聞こえてこないのですから・・・。

このエンジンのメリットとはどんなものでしょうか?

上手く制御できたHCCIでは、燃焼室全体で着火が起こるので、燃焼室の形状によらず理想的な燃焼が起こるため

燃料を薄くした希薄燃焼が可能になり、燃費の大幅な改善になります。さらにNOxやすすがほとんどでない為

排気ガスがクリーンになるというメリットもあるのです。

しかし、現実問題夢のエンジンなのですが、万能というわけでもなさそうです。

それは、上記に挙げたようなめまぐるしく変わる条件下でHCCIを完全に作動させることはなかなか難しいということです。

では、現実問題どうするかというとHCCIがうまくいく範囲は、作動させておいて難しい領域はプラグ点火で補うという

ものです。実際にはHCCIは低回転域が可能だとも見込まれておりますので、中~高回転域はプラグ点火で対応するという

ことが現実的なようです。しかしこのような切り替え技術も大変なものだとはお分かりいただけるでしょうか?

マツダは正式にはまだ発表しておりませんが、今年の秋に発売するアクセラからこの技術を投入したモデルを

発売するのではないかと言われています。ここからスカイアクティブが第2世代となるかもしれませんね。

燃費が30%も向上!HCCiエンジンの凄さは、ハイブリッドに追いついた!?

このエンジンの実燃費ですが、現行車両より約30%程度燃費の改善が見込まれています。 例えば

アクセラ1.5Lで20.4km/L→26.5km/L位のイメージです。これだとハイブリッドなしにかなりの燃費の改善に

なりますね! マツダもハイブリッドの参入を考えていますので、将来的な方向性はハイブリッドもしくは電気自動車

という方向でしょうから、発展途上国向けの技術としてインフラ整備がなるまでの間の技術として活かされるのでは

ないでしょうか?

 

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