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車に関すること

日産セレナに初搭載の自動運転技術とは?

あまりにシンプルなシステム! 大丈夫なのか?

Cut2016_0826_1353_22以前の投稿で、伊勢志摩サミットの時に日産のプロパイロットシステムのことに触れた。

このプロパイロットシステムは2つの大きな技術に支えられていて ①レーザースキャナシステム ②8カメラシステム です。

つまりミリ波レーダーシステムを凌ぐセンサーと ステレオカメラを凌ぐ8カメラでの立体的多面的掌握によるブレの補正といったところでしょうか?

ところがです。今回発表されたセレナに搭載されているプロパイロットシステムとは「単眼カメラ」だけ!なのです。

「えっ、こんなんで大丈夫なの????」という疑問が当然のように出てきます。せれな自動もちろんこれで問題なく、自動運転の補佐ができるなら問題がないのですが、そこのところはどうなのでしょう?

セレナのプロパイロットシステムとは?

Cut2016_0826_1355_19セレナの場合、プロパイロットの先行車との車間距離を自動的に調整して走行するアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)対応中は、

先行車の速度に追従するのはもちろん、先行車が停止すればそれに追従して停止。3秒間以内なら再び先行車に追従して自動走行が開始される。

また、車線逸脱防止支援システム(LDP)も備えられ、都市間高速の緩やかなカーブ程度なら強力なアシストで車線内をトレースして走ることが

できるという。もちろん、ドライバーはステアリングから手を離すことは許されず、ステアリングへの入力が一定時間ないとこの機能は

自動的に解除されてしまう(5秒で警報、10秒で解除)。

そこで日産の電子技術開発本部 IT&ITS開発部の笈木大介氏によれば、「単眼カメラを使う技術はすでにエマージェンシーブレーキで採用していて、

日産としてセレナが初めてというわけではない」と話す。とはいえ、エマージェンシーブレーキは30km/h以下の比較的低い速度域での対応で、

ACCは100km/hを超える高速での対応となるため、単眼カメラでの対応は難しかったはず。だからこそ、日産はこの測距技術に独自のアルゴリズムを

持つイスラエルの「モービルアイ」社の技術を採用したという事です。

笈木氏はこれについて、「測距にモービルアイ社の技術は採用していますが、エマージェンシーブレーキで培った技術の蓄積もあり、

制御については弊社が直接開発して安全性を確かめています」と自信をのぞかせる。

とにかく日産は単眼カメラだけで十分の性能を発揮することに自信を持っているようだ。それなら開発コストも抑えられるし、システムもシンプルになり

良いことずくめではないか?

これからの実際に走ってみた試乗レポートが楽しみです。

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